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【感想】グレイテスト・ショーマン ミュージカル満足度300%

「これがわたし」

 

音楽最高!ミュージカルシーンだけでも見る価値あり

19世紀アメリカに生きた実在の興行師・P.T.バーナムの人生をモデルに描いたミュージカル映画です!

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)

先日『ハイスクール・ミュージカル』の話をしていて何かミュージカル観たいな……と思っていたところ、Twitterや身内の評判がよかったことからこの映画を観にいってきました!評判通り素晴らしいものでしたので感想を。

以下あらすじでのネタバレは回避していますので、安心してご覧下さい。

 

【ネタバレなし】あらすじ

貧しい仕立て屋の息子バーナムは、父を喪いストリートチルドレンとしての苦労を経て、幼なじみの令嬢チャリティーと結ばれる。

相変わらず貧乏な日々ではあるが、娘も生まれ、一家は幸せだった。

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バーナムが持ち出した『願いのかなうランプシェード』に、「この幸せがずっと続きますように」と願うチャリティー。

 

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職場の倒産に見舞われたバーナムは、とある手で銀行から大金をせしめ、奇々怪々な剥製を集めた博物館をオープンする!

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しかしお客は少なく、娘たちのアドバイスやこれまでの経験から、博物館を改装してショーを開催することに。

髭の濃い女性や小人症など、世間から差別の目に晒されていた奇妙な見た目の人々を集めて出し物をする、フリークス・ショーだ。

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ショーは大人気だったが、地元や評論家、上流階級からはダメだしの嵐だった。

 

上流階級への憧れを持つバーナムは、ナウな上流階級にバカウケの劇作家・フィリップをスカウト!

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彼は団員アニーひとめぼれ

フィリップの助けでビクトリア女王との謁見やオペラ歌手の興行を果たしたバーナムは調子をこきだし、歌手興行に夢中になるあまりサーカスに目をかけなくなる。

一方、サーカスを任されたフィリップはアニーとデートするが、偶然出会ったフィリップ両親(上流階級)にアニーをなじられる。

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19世紀はまだ人種間の偏見も根強い。人と違うことのなにがいけないの?アニーはフィリップを拒絶。

そんな中サーカス小屋が炎上!フィリップは火事に巻き込まれてしまう!

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サーカスだけでなく様々なものを失い、パブで酔いつぶれる元興行師。そこへ、かつて見捨てたサーカス団員たちが現れる。団員は彼の手を取り……。

 

ラストは涙なしには見られません。

 

 

【ネタバレあり】感想!

とってもステキな音楽!!

前半すごく楽しめました!スタートの『グレイテスト・ショー』でノリノリ、苦労を経てからチャリティーとの愛あふれるデュエット!チャリティーの体にあわせて屋上のシーツがひらっと舞う様子、華麗でステキな演出!サーカス団が「灰色の日々に希望を」と歌う『Come alive』は超感動!!

そしてアニーとフィリップのデュエットめちゃ凄くなかったですか?!歌いながら空中ブランコ使って踊るのすんごい素敵!ゼンデーヤ凄い。

この映画の見どころは完全に、

その美麗な音楽とノリノリなダンス、迫力に圧倒されるサーカスのアクロバットテクニック

ですね!!

この映画、予告編から音楽を詰め込んでるんですよね。それもそのはず、大ヒット恋愛ミュージカル『ラ・ラ・ランド』を手がけたスタッフが音楽を担当しているそうです。

 

完全に個人の好みの問題でちょっとばかしハテナ

大団円ハッピーエンドじゃなくて凹み。どちらにせよラストはもっと尺欲しかったですね〜。家族と仲を深める主人公や、アニーとフィリップのその後をもっと見たかった……。

けれど、あの終わり方だからこそワクワク感を残したまま終われたのかもしれません……!!バーナムも皆と同じじゃつまらないって言ってるしね!

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そしてなによりバーナムくん!調子こきすぎだよ!というところ。不幸の80%は自業自得やんけ〜!リアルバーナムさんは映画とはけっこう違う人生だったらしい(当たり前だ)ので堪えます。

 

バーナムの動機とは?

あとはバーナムの動機が分かりにくかったです。フリークスのことを本当に想っていたのか?お金のために団員と客を騙していたのか、記者にも褒めちぎられるような芸術と考えていたのか?ただでさえ自信家でトリックスターの彼が女優や記者の前でころころ意見変えるので混乱。このせいでサーカス団員の勇気づけにも納得できませんでした。バーナムにとって、サーカス団員との絆って意味あるものだったの……?

 

個人的には

①バーナムは当初はお金目当てで始める

②魅力に気づいて評論家に対抗心を燃やし、芸術と認めさせようとする

『興行を芸術と認めさせる』ことが目的になり、手っ取り早く認めてもらえる(しかもお金がっぽり)の女優に飛びつく

という心情の流れかな?と思ったのですが、いかがでしょうか。

 

グレイテスト・ショーマン 感想まとめ!

話についてはもっと尺をとって欲しかったな〜という印象ですが、音楽とミュージカルパフォーマンス満足度は100%中300%です。

日頃のモヤモヤを全部取っ払うレベルで楽しくなるミュージカルシーンです。円盤買って踊りたくなるレベル。

これはパソコンとかテレビじゃなく、劇場の上質な音響で音楽を堪能しながら観るべきだと思いますね!!

 

そして今回、上映最後に出てきたバーナムの名言にじんときました。

The nobelest art is that of making others happy.
「最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ」

わたしは芸術畑の人間ではありませんが、創作を趣味とする身です。先日ユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行ったのですが、そこでの楽しいアトラクションやお客さんたちの様子から「現実の不幸や問題を心を抉るように描くのが必要な時もあるけど、そんな現実を塗り替えるほどに楽しいものを作れたら」という思いをいっそう強くしました。

今回の『グレイテスト・ショーマン』も、『見られ』て蔑まれる「フリークス」たちがバーナムの助けを得て『見せ』て楽しませる「パフォーマー」となり、観客に喜びを与えています。団員たちを内に籠らせるのではなく自分の意思で、主体的に、『見せる』ことを選択するように促したバーナムの功績は大きいと思います。

最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ。未熟者ではありますが、これは胸に刻んでいこうと思います。一次創作クラスタとして「面白い!」って思ってもらえるようなものが書きたいな〜と思わされました。

 

 

もしも興味が沸かれた方は、事前に歌を聴いてから観に行くことをおすすめします!わたしは事前にアプリで音楽を聴き込んでから観に行ったのですが、翻訳歌詞で意味を噛み締めながら聴くことができました!

ぜひ、グレイテストなショーを観てきてください!!

 

 

 

 

 

 

追記

記事に作成した画像は以下動画のキャプチャから引用しています。
映画『グレイテスト・ショーマン』予告A - YouTube
映画『グレイテスト・ショーマン』予告D - YouTube

 

この記事を書くべく、リアルバーナムさんのWikipediaを見ていて知ったのですが、彼は『バーナム効果』の元ネタだったんですね!この言葉観る三日前に知ったばかりの言葉だったので、不思議な偶然を感じます〜!