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【フリー素材】こころ 感想作文

どうも。トーヤです。

こころ (新潮文庫)

今回は「こころ」感想文です。フリー素材なのでご自由にお使い下さい。改変自由、クレジットは不要です。
新しくダウンロードしたフォントの使い心地を確かめるのとかに向いてると思います。

 

こころ 感想作文

Kがなぜ死を選んだのか。それは、「自己矛盾に耐えきれなかったから」だと思います。

上野公園での散歩中、「私」に、「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」と突かれてからのKは異常です。お嬢さんの話にも黙りこみ、深夜に戸を開け、近頃は熟睡できるかと聞くようになります。自殺した夜、「私」の部屋の襖は『この前と同じくらい』開いていたとあります。これより、上野の晩Kが襖を開いたのは、「私」が寝入ってから自殺しようとしたからだと思います。自己矛盾を突かれたKの「覚悟ならないこともない」とは、死の覚悟だったのではないでしょうか。

Kは「果断に富んだ性格」「こうと決めたら一人でずんずん進んでゆくだけの度胸もあり勇気もある」とまで『私』に評されており、道のためなら全てを犠牲にする、として勉学に励み続けてきた男です。彼のストイックで真面目な性格は繰り返し述べられてきました。自己矛盾を消すため道に殉ずるのは不思議ではありません。

「お嬢さんへの恋を苦にして自殺」は落ち着いて祝意を述べていること、「友人の裏切りへの失望」は遺書の名を「私」宛にして簡潔ながらも礼を述べていたことから、理由としては弱いと考えました。

よって、Kが死んだのは「自己矛盾に耐えきれなかったから」と結論付けました。

 

おまけ:国語が好きになるバトル漫画

孤児院出身の青年・中島敦が、芥川龍之介樋口一葉と異能バトルを繰り広げる漫画をご紹介〜。
文豪ストレイドッグス

 


■あらすじ
孤児院出身の中島敦は、行き倒れかけているところに太宰治国木田独歩に遭遇。

彼らは、荒事専門の探偵社『武装探偵社』の社員だった。
ともに猛虎出没事件を解決した後、中島は武装探偵社に入社。

芥川龍之介森鴎外属するポートマフィア、フィッツジェラルド属する『組合』、果てはアガサ・クリスティドストエフスキー達と死闘を繰り広げる。

 

人生万事塞翁が虎


文豪がキャラクター化されて、各作品をモチーフにした異能力でアツいバトルを繰り広げる作品。
太宰治なら『人間失格』、与謝野晶子なら『君死にたまふこと勿れ』……。

作品と文豪を関連付けて覚えられ、近代文学得意になること間違いなし。

 

文豪ストレイドッグス 2018年 カレンダー 壁掛け CL-819

文豪ストレイドッグス 2018年 カレンダー 壁掛け CL-819

 
文豪ストレイドッグス 公式国語便覧

文豪ストレイドッグス 公式国語便覧

 

アニメ化もされてるので、漫画が取っ付きにくい人はぜひそっちから!


それでは、トーヤでした。