トーヤの創作メモ

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折れそうな人は『HiddenFigures』を見てほしい

どうも。トーヤです。

映画『Hidden Figures』

以前フィンランドに行く機会があったんですが、10時間強のフライトは暇で暇で……。

そんな訳で機内で観た『Hidden Figures』。NASAで働く黒人女性たちの物語です。

時間を忘れるほどの超良作だったので、ご紹介します。

 

HIdden Figures

 

あらすじ

映画『ドリーム』予告A - YouTube

舞台は1961年、アメリカ。ソ連人工衛星打ち上げ成功を受け、有人宇宙船計画への期待が高まっている。

そんな中、バージニア州NASAの研究所で働く黒人女性・キャサリン彼女は、ロケットの軌道計算を行うグループに配属される。

だが彼女は、グループ初の黒人女性スタッフ。

バージニア州では未だ、白人と有色人種の分離政策が行われている。差別も根強い。

過酷な環境、同僚の冷たい反応に苦しめられつつも、キャサリンは自らの仕事に向きあっていく。

本作は3人の黒人女性が偏見や差別と戦いながら、いかにして科学史に残る偉業であるマーキュリー計画の達成に貢献したかを描き出した作品である。(Wikipediaより)

いわゆるエンパワメントストーリーです。

 

おすすめポイント1『困難を退け、夢に向かうストーリー』

幼い頃から才能に恵まれたキャサリンは、NASAの仕事でも好成績をあげています。同僚のドロシーは計算手達を束ね、メアリーはエンジニアを目指しています。

しかし、彼女らには『黒人女性』への偏見がつきまといます……。

同僚達は管理職には昇進できず、白人の学校で学ぶ資格がないのでエンジニアになることもできない。

新しい職場に入ったキャサリンは、掃除婦とみなされてゴミを押し付けられ、報告書から名前を抹消されてしまいます。ポットもキャサリンの使ったものは誰も触ろうとしません。

ある日、計算グループの上司は、キャサリンが職場から度々いなくなることを叱りました。しかし、彼女は涙ながらに訴えます。

黒人のキャサリンは、職場の白人用トイレを利用できません。しかし、職場から黒人用トイレまでは往復40分の距離! 彼女は休憩の度、仕事場から抜け出さねばならなかったのです。

酷い差別の中でも、彼女達は諦めません。ドロシーは新型コンピュータの操作法を覚え、メアリーは学校に行く許可をもらうため裁判を起こします。

NASAは計算を女にさせてるんだ? 仕事を馬鹿にされたキャサリンは、強く言い返します。

「確かにNASAは計算を女にさせてる。でもそれはスカートを履いてるからじゃない。眼鏡を掛けてるからよ」

偏見に負けず、夢のために邁進する彼女たちの姿。きっと元気がもらえます。

 

おすすめポイント2『ヒューマニズム溢れる登場人物』

「天才ならば、存在しない数式を作り出せ!それなしじゃどこへも行けない!」

豪語するのは、ケビン・コスナー扮する計算グループのリーダー・ハリソン。彼は一度はキャサリンを責めますが、彼女が明かした差別の実態に唖然とします。

翌日、彼はNASAの白人用トイレに出向き……ドアの『白人用』の表示を破壊します!

「もう黒人用も白人用もない、好きなトイレに行けばいい。NASAでは全員が同じ色だ!」

もうね、スカッとしました……そして、ハリソンの良心にうるうる……。人間やっぱこうあるべきだよ……

 

また、女性が主人公の映画ですが、彼らの家族や夫にもスポットライトが当たります。

妻の身を案じて学校へ行かせまいとするメアリーの夫。確執を経てなお、キャサリンと惹かれ合う軍の中佐。

例え自分と違う意見を抱えていようと、お互いを理解しようとする彼らの姿に、心温まるコミニケーションの本質を見ることができます。

 

おすすめポイント3『軽快なミュージック』

一見重いテーマのように思える本作ですが、素敵な劇伴の中、家族との交流や仲間との絆も描かれています。

アメリカ黒人女性の物語とあって、ブラックミュージックを基調としたメロディが爽やかです。

受難の日々の中でも、お酒を飲んで音楽に合わせ「今までにない最高の気分!」と踊る主人公たちが微笑ましいです。

こればっかりは、観ないとわかりませんよ!(笑)

 

まもなくDVD発売!

『今』がんばっている貴方、折れそうな貴方に活力を与えてくれる一作です。

それではまた。